6月12日のわくわく3KEN広場は、あ~すまいり~ずの皆さんに読み聞かせをしていただきました。前回と同じく、1・2年生はコミュニティルームで、5・6年生は音楽室を会場にして行いました。
<5・6年生>
はじめに読み聞かせていただいたのは、「ともだちくるかな」(内田 麟太郎 作 降矢 なな 絵)の絵本でした。
誕生日にきつねが祝いに来てくれなくて寂しくなっていたオオカミは寝る前にきつねのことを忘れました。朝起きるとなぜだか寂しい。寂しいわけはお腹がすいているからだと思いお腹を満たすけど心が満たされず涙が……。近頃暴れていないせいだと思い、暴れてみる。今度は心があるからだと思い、大声で「心なんか、いらないぞー」と吐き出してさっぱりしていると、きつねがプレゼントを抱えてやってくる……。 生きていると楽しいことばかりじゃないし、辛いこと、悲しいことなど色々あるけれど・・・心があるからこそ感じられることがたくさんあって人は成長できるんじゃないかと教えてくれる絵本でした。
2作目は「ふんが ふんが」( おおなり 修司 作 丸山 誠司 絵)という絵本でした。
「ふんがー」「ふんがふんが」「ふんが?」とたった3文字の言葉だけで、話がダイナミックに展開していきます。ゴリラのお父さんの手に汗握る奮闘ぶり、ユーモラスで勢いがあり、にどんどん引き込まれていく話でした。
3作目は「まぐろがまぐろになったわけ」(平田 昌広 作 平田 景 絵)という紙芝居。
まぐろがどうして「まぐろ」という名前なのかを、おすし屋さんの大将が教えてくれます。他の魚たちの名前の由来についても楽しく教えてくれる紙芝居でした。ついでに魚編の漢字もいくつか紹介していただきました。
また、ネコを飼っているという子が多く、ネコの話でも盛り上がっていたようです。
<1・2年生>
1・2年生は「ライオンとねずみ」(イソップ物語)と「なまえのないねこ」(竹下 文子 作 町田尚子 絵)の絵本を読んでいただきました。イソップ童話はみんなが知っているお話だったのでにぎやかに反応しながら聞いている様子でした。また、ネコを飼っているという子がたくさんおり、ネコの話題でも盛り上がっていました。
<児童の感想から>
◆わたしは読み聞かせをしてもらって、「ふんがふんが」というお話が心に残りました。「ふんが」って言っているだけだったけど、伝えたいことがすごく分かるお話でとてもおもしろかったです。(5年生)
◆魚の名前はいちいち理由がありそうなので今度調べてみます。イワシは弱しで、鰯と書くとは思いませんでした。(6年生)
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